音のつながり 単語と単語の間で息を止めず、滑らかにひと続きで発音される現象です。 子音で終わる単語の次に母音で始まる単語が来ると、末尾の子音が次の母音につながります。
pick it up pick ‿ it ‿ up つなげて聞く 動画レッスン・例文4個・音が変化する理由 例 pick ‿ it ‿ up /pɪ.kɪ.tʌp/ 一語ずつ pick it up 実際の発音 pick ‿ it ‿ up Can you pick it up for me? an ‿ apple /ə.næ.pəl/ 一語ずつ an apple 実際の発音 an ‿ apple She ate an apple. turn ‿ it ‿ off /tɜː.nɪ.tɒf/ 一語ずつ turn it off 実際の発音 turn ‿ it ‿ off Turn it off before you leave. not ‿ at ‿ all /nɒ.tə.tɔːl/ 一語ずつ not at all 実際の発音 not ‿ at ‿ all 💡 なぜこうなるのか英語では単語ごとに声を出し直しません。子音がすぐ隣の母音とまとまるため、音節の区切りが移ります。"pick it up"が"pi-ki-tup"のように聞こえるのはこのためです。
⚠️ よくある間違い単語の間に毎回短い間を入れていませんか。丁寧に話しているつもりでも、相手には途切れ途切れに聞こえ、聞き返されやすくなります。単語を並べて読んでいる感じがしたら、まずこのつながりを練習しましょう。
イギリス英語では、つづりにあっても語末の"r"は通常発音しません。ただし、次の単語が母音で始まると発音されます。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 far ‿ away /fɑː.rə.weɪ/ 一語ずつ far away 実際の発音 far ‿ away It is not far away. four ‿ eggs /fɔː.regz/ 一語ずつ four eggs 実際の発音 four ‿ eggs here ‿ and there /hɪə.rən.ðeə/ 一語ずつ here and there 実際の発音 here ‿ and there 💡 なぜこうなるのかイギリス英語では、"far"を単独で言うと母音で終わります。それでもつづりにも話し手の意識にも"r"は残っています。後ろに母音が来るとつながる先ができ、"far away"は"fa-raway"になります。
⚠️ よくある間違い「イギリス英語ではrを発音しない」と覚えて、すべて省いてしまわないようにしましょう。"Four eggs"でつなぎの"r"がないと、二つがばらばらに聞こえます。「母音が続くときは発音する」がポイントです。
"oo"や"oh"の音で終わる単語の次に母音が来ると、間に軽い /w/ が生まれます。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 go ‿ on /ɡəʊ.wɒn/ 一語ずつ go on 実際の発音 go ‿ on Go on, tell me. do ‿ it /duː.wɪt/ 一語ずつ do it 実際の発音 do ‿ it how ‿ old /haʊ.wəʊld/ 一語ずつ how old 実際の発音 how ‿ old 💡 なぜこうなるのか"go"や"do"を言い終えたとき、唇はすでに丸まっています。そこから次の母音に向けて開く途中で /w/ を通ります。意識して足すのではなく、口の動きから自然に生まれる音です。
⚠️ よくある間違いつづりにあるかのように"w"を強く発音しないようにしましょう。ほんのかすかな音で十分です。"go on"が"go won"という二つのはっきりした単語に聞こえるなら、強すぎます。
"ee"や"eye"の音で終わる単語の次に母音が来ると、間に軽い /j/("y"の音)が生まれます。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 he ‿ is /hiː.jɪz/ 一語ずつ he is 実際の発音 he ‿ is He is already here. my ‿ own /maɪ.jəʊn/ 一語ずつ my own 実際の発音 my ‿ own the ‿ end /ði.jend/ 一語ずつ the end 実際の発音 the ‿ end 💡 なぜこうなるのかつなぎの /w/ と同じ仕組みです。"he"や"my"の終わりでは舌が口の前方で高い位置にあり、次の母音へ滑らかに動く途中で /j/ を通ります。
⚠️ よくある間違い/w/ と同じく、強く言いすぎないのがコツです。"He is"は滑らかな"hee-yiz"のようにつなげます。"he YES"のように、間の音を目立たせる必要はありません。
音の挿入 母音と母音が連続するとき、つなぎ目として書かれていない音が自然に入り込む現象です。 イギリス英語では、つづりに"r"がなくても、母音と母音の間に /r/ が入ることがあります。
law and order law ‿ r and order つなげて聞く 動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 law ‿ r and order /lɔː.rən.ɔː.də/ 一語ずつ law and order 実際の発音 law ‿ r and order idea ‿ r of /aɪ.dɪə.rəv/ 一語ずつ the idea of it 実際の発音 idea ‿ r of media ‿ r event /miː.dɪə.rɪ.vent/ 一語ずつ media event 実際の発音 media ‿ r event 💡 なぜこうなるのか母音を /r/ でつなぐ習慣が、つづりに"r"のない場所にも広がったものです。"Law and order"の"law"の後ろに"r"はありませんが、音の隙間を埋めるように入ります。
⚠️ よくある間違い無理にまねする必要はありません。イギリス英語を聞いて戸惑わないよう、知っておけば十分です。違う場所に意識して入れると不自然ですし、くだけすぎた発音と感じるイギリス人もいます。聞いてわかることを目指しましょう。
音の同化 次に続く音を発音しやすくするために、前の音が別の音に変化する現象です。 語末の /t/ は、次の単語が /p/ や /b/ で始まると /p/ に変わります。
that person tha p person つなげて聞く 動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 tha p person /ðæp ˈpɜː.sən/ 一語ずつ that person 実際の発音 tha p person whi p paper /waɪp ˈpeɪ.pə/ 一語ずつ white paper 実際の発音 whi p paper ho p bath /hɒp bɑːθ/ 一語ずつ hot bath 実際の発音 ho p bath 💡 なぜこうなるのか/p/ を出すには唇を閉じる必要があります。/t/ のために舌を上の歯茎に当ててから唇を閉じる代わりに、先に唇を閉じて動きを一つ省くため、/t/ が /p/ に変わります。
⚠️ よくある間違いここで /t/ をはっきり発音しても間違いではありませんが、ゆっくり丁寧に話している印象になります。自然な会話の速さでは、この変化が起こります。
語末の /t/ は、次の単語が /k/ や /g/ で始まると /k/ に変わります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 tha k cup /ðæk kʌp/ 一語ずつ that cup 実際の発音 tha k cup shor k cut /ʃɔːk kʌt/ 一語ずつ short cut 実際の発音 shor k cut tha k girl /ðæk ɡɜːl/ 一語ずつ that girl 実際の発音 tha k girl 💡 なぜこうなるのかこれも口の動きを省く仕組みです。/k/ に備えて舌の奥がすでに上がっているので、/t/ も後ろに移動します。"that cup"が"thack cup"のようになります。
⚠️ よくある間違い"thack"と聞こえても、聞き間違いや話し手の言い間違いとは限りません。自然な速さで話すときに起こる、普通の音の変化です。
語末の /n/ は、唇を使う子音の前で /m/ に変わります。
ten pounds te m pounds つなげて聞く 動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 te m pounds /tem paʊndz/ 一語ずつ ten pounds 実際の発音 te m pounds i m bed /ɪm bed/ 一語ずつ in bed 実際の発音 i m bed ow m boat /əʊm bəʊt/ 一語ずつ own boat 実際の発音 ow m boat 💡 なぜこうなるのか/p/、/b/、/m/ には唇を閉じる動きが必要です。少し早めに閉じると、/n/ が /m/ に変わります。どちらも鼻に息を通す音ですが、/m/ は舌の代わりに唇で口を閉じて作ります。
⚠️ よくある間違い地域特有のなまりだと思わないようにしましょう。"Tem pounds"は方言ではなく、単語をつなげて話すときの一般的な発音です。
語末の /n/ は、/k/ や /g/ の前で /ŋ/ に変わります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 te ŋ cars /teŋ kɑːz/ 一語ずつ ten cars 実際の発音 te ŋ cars i ŋ Greece /ɪŋ ɡriːs/ 一語ずつ in Greece 実際の発音 i ŋ Greece gree ŋ colour /ɡriːŋ ˈkʌ.lə/ 一語ずつ green colour 実際の発音 gree ŋ colour 💡 なぜこうなるのかこれも口の動きをうまく省く変化です。/k/ に備えて舌の奥が動くので、/n/ も同じ奥の位置で作られ、"ng"の音になります。
⚠️ よくある間違い/n/ と /k/ をそれぞれはっきり言おうとしすぎないようにしましょう。"Ten cars"を丁寧に区切ると、自然な会話にはない切れ目ができてしまいます。
語末の /d/ は、/g/ や /k/ の前で /g/ に変わります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 goo g girl /ɡʊɡ ɡɜːl/ 一語ずつ good girl 実際の発音 goo g girl ba g guy /bæɡ ɡaɪ/ 一語ずつ bad guy 実際の発音 ba g guy close g gate /kləʊzɡ ɡeɪt/ 一語ずつ closed gate 実際の発音 close g gate 💡 なぜこうなるのか/t/ が /k/ に変わるのと同じ仕組みの、有声音での変化です。次の /g/ に備えて、舌が早めに後ろへ動きます。
⚠️ よくある間違い"good girl"で息をせき止める動きを二回に分けないようにしましょう。自然な速さでは、一回閉じた状態を少し長く保ちます。
/t/ が"you"や"year"の"y"の音と出会うと、二つが合わさって"ch"になります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 mee tʃ you /miː.tʃuː/ 一語ずつ meet you 実際の発音 mee tʃ you Nice to meet you. don' tʃ you /dəʊn.tʃuː/ 一語ずつ don't you 実際の発音 don' tʃ you las tʃ year /lɑːs.tʃɪə/ 一語ずつ last year 実際の発音 las tʃ year 💡 なぜこうなるのか一方の音が置き換わるのではなく、/t/ と /j/ が合わさって中間の音になります。"meet you"と"meacher"がほとんど同じに聞こえるのは、このためです。
⚠️ よくある間違いスラングだと思わなくて大丈夫です。"Nice to meet you"で /t/ と"you"を一つずつはっきり言っても文法的には正しいですが、語学レッスンのように聞こえます。"ch"になる発音は、改まった場でも使われます。
/d/ が"y"の音と出会うと、二つが合わさって"judge"の"j"の音になります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 woul dʒ you /wʊ.dʒuː/ 一語ずつ would you 実際の発音 woul dʒ you Would you like some tea? di dʒ you /dɪ.dʒuː/ 一語ずつ did you 実際の発音 di dʒ you coul dʒ you /kʊ.dʒuː/ 一語ずつ could you 実際の発音 coul dʒ you 💡 なぜこうなるのか/t/ + "you"と同じ仕組みの、有声音での変化です。
⚠️ よくある間違い"would you"が"wouldja"に聞こえると、くだけた言い方だと思いがちです。でも、面接を含め、さまざまな場面で普通に使われる発音です。
/s/・/z/ + "you" → /ʃ/・/ʒ/ /s/ や /z/ が"y"の音と出会うと、"sh"や"measure"の真ん中の音になります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 mis ʃ you /mɪ.ʃuː/ 一語ずつ miss you 実際の発音 mis ʃ you I miss you already. thi ʃ year /ðɪ.ʃɪə/ 一語ずつ this year 実際の発音 thi ʃ year a ʒ usual /ə.ˈʒuː.ʒu.əl/ 一語ずつ as usual 実際の発音 a ʒ usual 💡 なぜこうなるのか同じ融合が、息をこすって出す摩擦音でも起こります。/s/ と /j/ の舌の位置が中間に寄ることで、"sh"の音になります。
⚠️ よくある間違い/t/ や /d/ の場合ほど必ず起こるわけではありません。"miss you"も"mishu"も聞かれます。まずは聞き取れるようになり、自然に出るようなら使ってみましょう。
音の脱落 発音しやすくするために、特定の音や音節そのものが省略されて消える現象です。 子音に挟まれた /t/ は、多くの場合、発音されなくなります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 nex t day /neks deɪ/ 一語ずつ next day 実際の発音 nex t day las t night /lɑːs naɪt/ 一語ずつ last night 実際の発音 las t night I saw them last night. mus t be /məs biː/ 一語ずつ must be 実際の発音 mus t be 💡 なぜこうなるのか子音が続くと発音しにくく、間の音は省かれやすくなります。"Next day"では、言葉を聞き取る手がかりになる /k/、/s/、/d/ を残し、/t/ を省きます。
⚠️ よくある間違い発音の間違いだと思わないようにしましょう。"last night"の /t/ を探しているうちに、文全体を聞き逃しがちです。/t/ が聞こえない形にも耳を慣らしましょう。
子音に挟まれた /d/ も、/t/ と同じように発音されなくなります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 ol d man /əʊl mæn/ 一語ずつ old man 実際の発音 ol d man san d wich /ˈsæn.wɪdʒ/ 一語ずつ sandwich 実際の発音 san d wich fin d them /faɪn ðəm/ 一語ずつ find them 実際の発音 fin d them 💡 なぜこうなるのか/t/ の脱落と同じ仕組みが、その有声音である /d/ にも起こります。
⚠️ よくある間違い次の単語が母音で始まるときまで /d/ を省かないようにしましょう。"Old man"では省かれますが、"old apple"では次の母音につながるため残ります。
"he"、"him"、"her"、"his"、"have"の /h/ は、強勢がなく、文頭でもないときに省かれます。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 tell h im /tel ɪm/ 一語ずつ tell him 実際の発音 tell h im Tell him I called. ask h er /ɑːsk ə/ 一語ずつ ask her 実際の発音 ask h er give h im /ɡɪv ɪm/ 一語ずつ give him a hand 実際の発音 give h im 💡 なぜこうなるのかこれらは文法的な役割を担う機能語です。伝えたい内容の中心ではないため、できるだけ軽く発音され、まず /h/ が省かれます。
⚠️ よくある間違い文の最初の単語にまで適用しないようにしましょう。"Him I called"の先頭の /h/ は省けませんが、"tell im I called"では省けます。強調されるときや節の先頭では /h/ が残ります。
強勢のない音節が丸ごと落ちる単語もあります。"camera"は、つづり上は3音節でも、会話では2音節になります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 cam e ra /ˈkæm.rə/ 一語ずつ camera 実際の発音 cam e ra choc o late /ˈtʃɒk.lət/ 一語ずつ chocolate 実際の発音 choc o late comf or table /ˈkʌmf.tə.bəl/ 一語ずつ comfortable 実際の発音 comf or table 💡 なぜこうなるのか真ん中のシュワがとても弱く、会話の速さでは発音する余地がなくなり、音節ごと省かれます。
⚠️ よくある間違いつづりにある音節をすべて読む必要はありません。"Cho-co-late"を3音節に分けて一つずつ発音すると、英語を習い始めた人のような、ぎこちない響きになりやすいです。
同じ子音の重なり 単語の境目で同じ子音が2つ重なったとき、2回発音せず少し長めに1回だけ発音する現象です。 前の単語の末尾と次の単語の先頭が同じ破裂音なら、一回だけ作り、少し長く保ちます。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 bi g ame /bɪɡːeɪm/ 一語ずつ big game 実際の発音 bi g ame ba d og /bædːɒɡ/ 一語ずつ bad dog 実際の発音 ba d og sto p ushing /stɒpːʊ.ʃɪŋ/ 一語ずつ stop pushing 実際の発音 sto p ushing 💡 なぜこうなるのか/g/ を二回言うには、息をせき止めて解放する動きが二回必要です。会話では一回せき止め、その状態を保ってから解放します。その長さが、二つの単語があるという手がかりになります。
⚠️ よくある間違い両方の音を破裂させないようにしましょう。"Big game"で /g/ を二回はっきり出すと、余分な拍が入り、機械的な響きになります。
摩擦音も同じです。"bus stop"の /s/ は、二回に分けず、一回長く出します。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 bu s top /bʌsːtɒp/ 一語ずつ bus stop 実際の発音 bu s top nic s uit /naɪsːuːt/ 一語ずつ nice suit 実際の発音 nic s uit hal f ull /hɑːfːʊl/ 一語ずつ half full 実際の発音 hal f ull 💡 なぜこうなるのか摩擦音はそのまま伸ばせるので、二つの音が一つの長い音にまとまります。
⚠️ よくある間違い二つを分けようとして、"bus-uh-stop"のように間に母音を入れないようにしましょう。音をつなげるよりも、余計な母音のほうがずっと耳につきます。
破裂音 語尾の破裂音(p, t, k など)で、口の形だけ作って息を破裂させずに止める発音です。 語末の /p/、/t/、/k/、/b/、/d/、/g/ の後ろに子音が来ると、息はせき止めますが、破裂させません。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 tha t bag /ðæt̚ bæɡ/ 一語ずつ that bag 実際の発音 tha t bag sto p talking /stɒp̚ ˈtɔː.kɪŋ/ 一語ずつ stop talking 実際の発音 sto p talking bi g deal /bɪɡ̚ diːl/ 一語ずつ big deal 実際の発音 bi g deal 💡 なぜこうなるのか口の中で息をせき止め、その息を一気に出さずに次の音へ移ります。それでも直前の母音が短くなるため、聞き手には子音の存在が伝わります。
⚠️ よくある間違い語末の破裂音を毎回はじいて、"that-uh bag"のように母音まで付け足さないようにしましょう。余計な母音で音節が一つ増えると、日本語の影響が強く出た発音に聞こえます。
アメリカ英語では、母音に挟まれた /t/ が舌先で軽くはじく音になり、/d/ のように聞こえます。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 wa ɾ er /ˈwɑː.ɾɚ/ 一語ずつ water 実際の発音 wa ɾ er ge ɾ it /ˈɡe.ɾɪt/ 一語ずつ get it 実際の発音 ge ɾ it a lo ɾ of /ə ˈlɑː.ɾəv/ 一語ずつ a lot of 実際の発音 a lo ɾ of 💡 なぜこうなるのか母音の間で舌を完全に止めると時間がかかるため、舌先が上の歯茎に軽く触れるだけになります。"Water"が"wadder"のように聞こえるのはこのためです。
⚠️ よくある間違い前後に母音があり、後ろの母音に強勢がないことが条件です。"Water"ではこの変化が起こりますが、"attack"では /t/ の後ろに強勢があるため起こりません。
シュワとリズム アクセントのない母音が弱い「ア(あいまい母音・シュワー)」に変わることで、英語特有のリズムが生まれます。 単語の中で強勢のない母音は、つづりにかかわらずシュワに弱まる傾向があります。
動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 bənanə /bəˈnɑː.nə/ 一語ずつ banana 実際の発音 bənanə kəmpjuːtə /kəmˈpjuː.tə/ 一語ずつ computer 実際の発音 kəmpjuːtə phəto / phətogrəphər /ˈfəʊ.tə.ɡrɑːf, fəˈtɒ.ɡrə.fə/ 一語ずつ photograph, photographer 実際の発音 phəto / phətogrəphər 💡 なぜこうなるのか英語は強勢を軸にリズムを作る言語です。強勢のある音節には時間をかけ、母音をはっきり出し、それ以外は短くまとめます。つづりに残る昔の母音が、今の発音と一致するとは限りません。
⚠️ よくある間違いつづりだけを見て母音を読まないようにしましょう。"Photograph"と"photographer"はつづりが共通していても、強勢の位置が動くため、母音の響きが大きく変わります。
ここまでのルールに共通するのは、意味の中心となる語に拍を置き、その間の語を残りの時間に収めることです。
I would like a cup of tea I'd like ə cup əv tea つなげて聞く 動画レッスン・例文3個・音が変化する理由 例 I'd like ə cup əv tea /aɪd laɪk ə kʌp əv tiː/ 一語ずつ I would like a cup of tea 実際の発音 I'd like ə cup əv tea she's ət ðə door /ʃiːz ət ðə dɔː/ 一語ずつ she is at the door 実際の発音 she's ət ðə door what də you think əbout ‿ it /ˈwɒ.də juː θɪŋk əˈbaʊ.tɪt/ 一語ずつ what do you think about it 実際の発音 what də you think əbout ‿ it 💡 なぜこうなるのか英語では、強勢のある音節の間隔をおおむね一定に保ちます。間に強勢のない語が増えても、文全体を長くするのではなく、その語を短く言って収めます。
⚠️ よくある間違いすべての単語を同じ強さ、同じ長さで言わないようにしましょう。ここまでの音の変化の多くは、このリズムから生まれます。まずリズムをつかむと、一つずつ練習しなくてもほかの変化が自然についてきます。
アプリで練習 聴き比べて、シャドーイング Accentyでは、すべての例文で「1語ずつ丁寧な発音」と「自然なスピードの発音」を聴き比べて違いを体感できます。自然な発音をシャドーイングして自分の声を録音・保存しましょう。まずは発音記号一覧表 で基本の音から始めるのもおすすめです。
よくある質問 英語の音声変化(コネクテッドスピーチ・リンキング)とは何ですか? 音声変化(コネクテッドスピーチ)とは、自然なスピードで英語を話すときに単語同士の間で起こる音の変化のことです。音がつながったり(リンキング)、別の音に変わったり(同化)、消えたり(脱落)、短い単語が弱く発音されたり(弱形)します。"want to" が "wanna" に聞こえたり、"next day" の t が聞こえなくなったりするのはこのためです。
リンキングを使わないと英語は通じませんか? 使わなくても意味は通じますが、単語を1つずつ区切ったカタコトのような響きになります。また、音声変化のパターンを知らないと、ネイティブの速い英語を聞き取るのが難しくなります。まずは「子音+母音のリンキング」と「弱形」を意識するだけでも大きく変わります。
アメリカ英語とイギリス英語でリンキングのルールは同じですか? ほとんど同じですが、一部違いがあります。「リンキングの /r/」や「貫入の /r/」は、母音の後の r を発音しないイギリス英語特有の特徴です。一方、"water" や "get it" の t がラ行やダ行のように軽くなる「フラップの t(弾音化)」はアメリカ英語の特徴です。このページにあるそれ以外のルールは両方に共通しています。
英語の「弱形(ウィークフォーム)」とは何ですか? and, to, of, the, can, was, for といった文法的な機能語が、文中で強調されないときに弱く短く発音される形のことです。たとえば "Fish and chips" は "fish ən chips" のように発音されます。すべての単語を常に強い形(強形)で発音すると、不自然で硬い英語に聞こえてしまいます。